さかやん.tech

ただただ楽しんでいただけると結構です。

バッカソン@2016大阪に優勝してみて

2016年11月12,13日に開催されたバッカソン@大阪に優勝してみて、自分たちの良かった点、優勝たり得た点をまとめたいなと思います。

 

まず、我々の作品はSONY発のIoTデバイス「MESH」を用いて、SEXをしやすい雰囲気を作るというものでした。

 

詳細URL

http://ma10.mashupaward.jp/works/49185

 

何ともふざけた内容ですが、バッカソン=おバカなことを全力でやるという内容でしたので、エロ=おバカしか浮かんでこなかった我々にはピッタリでした。

 

口には出していませんでしたが、我々の共通認識として、準備日と発表当日の限られた時間で完成させられる作品を作ろうという思いがあり、それは物としての完成度もそうですが、プレゼンの5分というのも同じくです。

 

まずその点が完成させられたところは優勝に繋がったのではないかと。

 

次に、自分たちの実力で出来ることをしようというのは強く考えていました。

様々なAPIを提供してくださっている中、我々が選んだAPIは先述したMESHがメインウェポンで、他のAPIはおバカ要素のサブウェポン的な立ち位置でした。

 

なぜMESHを選んだかというと、実装が極論5分程度で終わったからです。

それくらい簡単にフレームを作ることができ、インパクトをもたらせうるデバイスだったため、あとはプレゼン時の内容、ムービーの構成、おバカへの肉付けに時間を割くことができました。

 

ペッパーやワトソン、合成音声など惹かれるものはたくさんあったのですが、無理をしなければ完成させられず、むしろ未完成をプレゼンする恐れが十分にあり、話し合いの結果選択肢からは外れていきました。

 

最後に、各々の役割を完全に分けたという点です。

 

執筆者である私は普段、PHPプログラマとして仕事に従事しておりますが、まだ歴1年に満たないペーペーでして、チームの2人の方がバリバリスキルがあります。

 

ですので私は手を動かすことを完全に止め、ディレクションとアイディア出し、これをしたらウケないか?という提案、動画編集をメインに行いました。

 

この役割分担の明確化というのは結構重要だなと、振り返ってみて強く大切だと思ったところでして、決めておいたおかげで新しい案が出た際、まず誰がするかという点に全く時間を割かなくて済みました。そこは自分の領域という意識が各々にあったため、作品への責任感とチーム意識が育ち、バッカソン参加チームの中で一番まとまっていたと誇張なく思えます。

 

纏めると

1.必ずプレゼン時に完成させる。未完成なものは出さない

 

2.プレゼン時間に収まる作品を作る。(起承転結が大切)

 

3. 2に則して、分不相応なものは挑戦しない。(分相応でも新しいものを使うことで、十分いいものが作れる)

 

4.チーム内の役割を明確化する。

 

振り返ってみると、そこまで大げさなことを意識して行ってはおりませんが、これらのことは審査員の方々に全てお褒めいただいたことで、大切なことだと気付かされたことでもあります。

 

もちろん我々の力だけで優勝を勝ち取ったわけではなく、IoTデバイスのMESHを貸していただき様々なアドバイスをくださった社員の方には頭が上がりません。

 

優勝の後たくさんアドバイスを下さった審査員の方々、ありがとうございました。

 

今回まとめた点、至らなかった点、アドバイスなど色んなものを腰に巻いて、Mashup Awards2stに参戦致しますので、何卒応援宜しくお願いいたします!